お子さまとバトルして自己嫌悪なママさんへ
「勉強しなさい」 「知ってるし!やるし!(怒)」
……はい、今日もやりました。
完全に同じやつ。昨日もやった。一昨日もやった。進化ゼロ。
またやってしまった、と毎回ため息をつくんだけど、目の前に勉強しない子どもがいるとどうしても口から出てしまうんですよね。わかってる、わかってるんだけど!
で、今日ふと思い出したんです。私が中学生だったときのことを。
……あのね、今の我が家?ぜんっぜん問題ないですわ。むしろ平和。むしろ優しい世界。
自己嫌悪に陥ってるママさんたち、大丈夫。私の昔話を聞いたら「うちなんて天国だった」って思えること確定なので、ちょっと付き合ってください。
まず、部屋から全部とりあげられた
受験期に突入した私に、親が下した最初の判決がこちら。
「勉強の邪魔になるものは全部没収」
マンガ、音楽、ゲーム、諸々。根こそぎ。部屋に残ったのは机と参考書と問題集のみ。まるで独房のリニューアルオープン。おしゃれ要素ゼロ。殺風景にもほどがある。
しかも、やった問題集のページを親に提出するシステムまで導入されまして。え、会社?ここ家ですよね?日報ってやつですか?
答えを写したらバレた
で、まあ、だんだん面倒くさくなるじゃないですか。人間だもの。
そこで私が考えた作戦が、答えを丸写しして提出するというもの。
……うん、今考えても最低な作戦だけど、当時の私にはこれしか思いつかなかった。
そしてバレました。そりゃそうだ。全問正解で提出してたら怪しいに決まってる。
怒られ方が相当な剣幕で、あ、これは本気で怒ってるやつだ、とさすがに悟りました。
勉強する格好で寝てたらストーブ問題が発生した
怒られてもやっぱり勉強は嫌いな私。次に編み出した作戦は、**「勉強してるふりをしながら寝る」**という高度な技術。
机に向かって、参考書を広げて、シャーペンを持ったまま眠る。完璧な偽装工作。
……ただ、ひとつ問題があって。
ストーブをつけたまま寝てたんですよ。
そしたら親に「一酸化炭素中毒で死ぬぞ!!」とこれまた怒鳴られまして。いや、確かに危ない。それは怒って正解。
でも私の心の声は「勉強しないことよりストーブで怒られた」というどうでもいいところに引っかかってました。
そして今度は部屋をとりあげられた
ストーブ事件を受けて、親が下した次の判決。
「部屋への入室、原則禁止」
え?え?ちょっと待って、それもう家の中に居場所なくない?
着替えを取りに行くときと、寝るときだけ部屋に入っていい。それ以外はリビングで勉強しなさい、というシステムに。
監視付き勉強スタイルの完成です。プライバシーとは何だったのか。
周囲からの反応がもはや同情を超えていた
そんな生活をしていたら、当然、周りにも伝わるわけで。
親戚からは一言、「目つきが悪い」と言われました。そりゃそうだ、笑えないもん。
友達からは次々と「かわいそうすぎる、家出したら協力してあげるから来ていいよ」と声をかけてもらいまして。何人から言われたっけ?両手じゃ足りなかった気がする。
友達のやさしさが沁みすぎて、逆につらかった。
非行に走りたかったけど、自分がもったいなかった
さすがにここまでくると「もう全部どうでもいい、非行に走るか」という気持ちが出てきまして。出てきたんですよ、本当に。
でも結局、やめました。理由は単純で、自分の人生を棒に振るのが嫌だったから。
将来の夢もあったんです。それを親に正直に話したら、真っ向から否定されてしまって、結局実現はできなかったんですけど。
それはそれで傷ついたけど、それでも道を外れなかったのは、やっぱり自分のことが大事だったからかな、と今は思います。
そうして私はちゃんとおばさんになりました
非行にも走らず、一酸化炭素中毒にもならず(ギリギリ)、家出もせず。
曲がりなりにも真っ当な道を歩いて、今や立派なおばさんです。
子どもに「勉強しなさい」と言っては自己嫌悪するサイクルを繰り返す、ごく普通のおばさんです。
結論:あなたは大丈夫です
今日も子どもを追い詰めてしまったかも、言いすぎたかも、と落ち込んでるママさん。
大丈夫。私と比べてください。
部屋は残ってますか?うん、大丈夫。 没収はしてないですか?うん、大丈夫。 子どもの友達から「家出においで」と言われてないですか?うん、全然大丈夫。
「勉強しなさい」「知ってるし!」のバトルなんて、ほのぼのした日常会話ですよ。うちに比べたら。
自己嫌悪しなくていいです。あなたは今日もちゃんとお母さんしてます。
noteでは、反抗期の受験生に私が言ったこと、まじめに書いています。よろしければチラッとみてくださいね。コチラhttps://note.com/sirone_koyuki/n/na2ec2e8a3083


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