38歳、やっと動いた。——不器用な私の結婚相談所日記

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【婚活体験記 第1話】38歳、結婚相談所の扉を叩くまで——資料請求から入会まで、私に何ヶ月かかったか

はじめまして。

これは、私の過去の婚活体験記です。当時の私目線で書いています。

よろしければ読んでいってください。


現在38歳。地方の中堅企業で事務職をしていました。

一人暮らし歴10年以上、趣味は読書と休日のひとり喫茶店めぐり。

特別なことは何もない、どこにでもいる普通の女です。

そして——つい最近、結婚相談所に入会しました。

このブログは、その体験をありのままに書いていく記録です。華やかな成功談でも、泣ける感動話でも、たぶんありません。ただ、「あ、これ私と似てるかも」と思ってくれる人が、どこかにいたらいいなと思いながら書いています。


私が婚活を「しなかった」理由

正直に言います。

30代になってからずっと、心のどこかで「そろそろ動かないといけないな」とは思っていました。

でも動いてきませんでした。

なんでだろうと振り返ると、理由はいくつかあります。

ひとつめは、焦っている自分を認めたくなかったこと。

友達が結婚するたびに「おめでとう」と言いながら、SNSの投稿を見るたびに、ほんの少しだけ胸がざわざわする。

そのざわざわを、「焦り」と呼んでしまうのが嫌でした。

焦ってないし、別に急いでないし——そう言い聞かせるほど、本当は焦っていたんだと思います。

ふたつめは、どの婚活方法も、なんとなく信用できなかったこと。

合コンは30代になると声がかからなくなる。友達の紹介は「ちょうどいい人がいなくて」が続く。そしてマッチングアプリ。

私は、アプリは怖いです。

使ったことがある友人の話を聞いてみると、相手のことが何もわからないまま会うなんて怖すぎます。本当に独身なのか、写真は本物なのか、何を目的としているのか——確かめる術がなさすぎる。

既婚者が紛れていたという話も耳に入ってきたし、知らない男性と連絡先を交換するのは怖すぎてできません。

「慎重すぎる」と言われればそうかもしれません。でも、自分の性格上、安心できない場所には踏み出せないんです。

だから、婚活したい気持ちはあるのに、方法が見つからないまま、30代の大半が過ぎていきました。


結婚相談所という選択肢が、頭をよぎった日

そんな私が「結婚相談所」を意識し始めたのは、37歳の春のことでした。

職場の同僚が退職することになって、送別会の帰り道に少し話しました。

彼女は私より3つ年上で、40歳を前に結婚相談所で出会った人と結婚するために退職するというのでした。

「相談所って、どんな感じなの?」

思わず聞いてしまった私に、彼女はあっさりと「思ってたより全然普通だよ」と言いました。

「ちゃんと身元確認とかあるし、変な人はほぼいない。何より、みんな結婚する気で来てるから話が早い」と。

その夜、家に帰ってから検索しました。

「結婚相談所」と打ち込んで、出てきたサイトをいくつか読みました。

思っていたよりずっとスタイリッシュで、システムもしっかりしているようです。

でも——その夜は、それだけで終わりました。

なんとなくタブを閉じて。

まだいいか。もう少し自然に出会う方法を探してみよう。お金もかかるしな。

そう思って、また何ヶ月かが過ぎました。


「資料請求」という名の、長い旅の始まり

本格的に動き出したのは、37歳の秋です。

職場の先輩に「最近どう?」と聞かれて、なんとなく婚活の話になりました。

先輩は40代で、数年前に結婚相談所を経験していた人です。

「高いけど、真剣な人しかいないから効率はいいよ」と言われました。

その帰り道、私はスマホで複数の結婚相談所のサイトを調べ始めました。

どうせやるなら、ちゃんと比べてから入ろう。

これが私の悪いクセ——というか、性格です。

慎重なんです、昔から。家電を買うときも、旅行の宿を選ぶときも、口コミを読み漁って、比較サイトを見て、スプレッドシートを作って整理して、それでもまだ悩んで。

婚活も、例外ではありませんでした。

まず、大手5社の資料を請求しました。

数日後、ポストに封筒が届き始めます。A4の封筒がどんどん届く。開けると、きれいなパンフレット、料金表、サービスの説明、成婚者の体験談——。

テーブルの上に並べて、じっくり読みました。

料金の差が、想像以上にありました。

入会費だけで数万円。月会費が1万円台のところもあれば、3万円を超えるところも。お見合い料、成婚料……合計すると、軽く50万円を超えるケースもある。

これ、全部払って、うまくいかなかったら……

怖くなって、いったん資料をしまいました。

そして一ヶ月が過ぎました。


スプレッドシートを作った女

一ヶ月後、また取り出しました。

今度は腹を決めて、Googleスプレッドシートを開きました。

相談所の名前、入会費、月会費、お見合い料、成婚料、サポートの内容、会員数、口コミの評価——項目を作って、一つひとつ埋めていきました。

資料だけでは足りなくて、口コミサイトも読みました。ブログも読みました。

「〇〇相談所 評判」「〇〇相談所 やめた方がいい」「〇〇相談所 入会してみた」……検索しながら気づいたら深夜になっていることが何度もありました。

調べれば調べるほど、「これだ!」という答えは出てきません。

どこもそれなりにいい口コミがあり、それなりに悪い口コミもある。

結局、合う・合わないは入ってみないとわからない、という当たり前の事実にたどり着いては、また振り出しに戻る。

気づいたら年を越えていました。

いつの間にか、38歳になっていました。


38歳という数字が、ちょっと重かった

誕生日の朝、鏡を見ながら、なんとも言えない気持ちになりました。

別に老けたとか、終わりだとか、そういう大げさな感覚ではないんです。

ただ、38という数字が、なんかリアルで。

20代のころは「まだ全然大丈夫」で、30代前半は「まだいける」で、35を過ぎて「そろそろかな」で、37くらいからじわじわと「本気で動かないと」という感覚が出てきていました。

でも結局、「本気で動く」が「資料請求してスプレッドシートを作る」で止まっています。

婚活って、情報収集じゃないんだよな。

そんな当たり前のことが、38の誕生日にようやく腑に落ちました。

調べることに使ったエネルギー、そのままアクションに使えばよかった。


無料カウンセリングの予約を、ついに入れた日

誕生日の翌週、スプレッドシートを開きました。

これまで比較した相談所の中から、2つに絞っていました。

決め手は「雰囲気が合いそう」という、なんともふわっとした理由だったけど、最終的には感覚も大事だと開き直りました。

予約フォームを開いて、名前と電話番号を入力して——少しだけ手が止まりました。

送信したら、もう後戻りできない気がして、なんか怖くて。

後戻りって、何から?

自分でもよくわからないけど、でも確かに感じた「ここが境目」という感覚。

覚悟を決めて、「えいやっ」とエンターキーを押しました。

数秒後、確認メールが届きました。

カウンセリングの日時が書いてありました。

その画面を見たとき、不思議と怖いより先に、ちょっとだけ——ほんのちょっとだけ——スッキリした気持ちになりました。

あ、やっと動いた。

資料請求から、何ヶ月経っていたか。正確には数えたくないけど、確実に半年以上が過ぎていました。


同じような方へ

このブログを読んでくれている方の中に、もしかしたら同じような人がいるかもしれません。

結婚したい気持ちはある。でもマッチングアプリは怖い。合コンも声がかからない。友達の紹介も限界がある。結婚相談所は気になってるけど、高いし、なんか「そこまでしなくても」という気持ちもある。

焦ってるわけじゃないけど、焦ってないわけでもない。

——そういう人が、意外と多いんじゃないかと思っています。

結婚相談所の会員は30代が中心ですが、何歳であっても「結婚したい」と思ったときが入会の適切なタイミングとされています。実際、結婚相談所に入会する人たちは、マッチングアプリや婚活パーティーとは明らかに層が異なり、本当に結婚を真剣に考えている人たちです。

私が何ヶ月も悩んでいた時間は、無駄ではなかったと思っています。でも、もう少し早く動いていたら——という気持ちも、正直あります。

次回は、実際に無料カウンセリングに行って、何を話して、どう感じたかを書きます。

一緒に読んでいただけたら嬉しいです。


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